将来の東北リースを担う若手社員を紹介します-④
2025月05月12日
将来の東北リースを支える若手社員をインタビュー形式で紹介する企画の4回目となります(計5回)。
今回はサービスエンジニア(整備士)のTさんにお話しを伺いました。
小さい頃から好きだった機械の道へ
-サービスエンジニア(整備士)を目指したきっかけを教えてください。
仙台市荒浜のとある施設を訪れた時、広場で『はたらく車展示会』がおこなわれていました。ミニユンボ、トラクター、運搬車、集草機など、働く車が広場一面に配置され、訪れた子供たちが車内に乗り込みハンドルを回したり、ボタンを押したり、レバーを引いたりと、楽しそうに遊んでいました。乗る順番を兄弟や友達同士で争ったりするくらい人気者でカッコいい車達。まだ歩けぬ我が子も真剣な眼差しで車達を見つめては、ニコニコしながら指差しをしてアーアーと必死に何かを訴えかけてくる姿を見て、いつの時代も働く車はアンパンマンに負けないくらい人気者でカッコいい存在なのだと再確認しました。私も小さな頃から機械が好きでした。車、建設機械、人形ロボットなどを触れたり眺めているだけで心が弾みましたし、時には親に隠れて身の回りにあるものを分解しました。ネジをくるくると回す作業は子供心にも楽しく、ネジを開けたその中に広がる未知なる世界にワクワクしたのを思い出します。機械に興味がなくなったわけでもなく、高校進学はなんとなく普通高校に入学しました。就職活動する中で自分がどのように社会に貢献できるのかを考えたときに「機械を通して社会貢献したい」と思うようになりました。仙台市東部に住んでいることもあり、東日本大震災以降、多くの建設機械が地元を復興していく様子を見ているうちに、機械への興味が膨れ上がっていきました。「働く車はカッコいい」と憧れた子供の時の思いそのままに建設機械と関わる仕事がしたいと心に決めました。
-日々の仕事内容を教えてください。
私たち整備士の仕事は「工事現場から戻ってきた建設機械を点検し、次の現場でも問題無く稼働できるように整備すること」。土を掘り、山を切りひらくなど、地球を相手にガシガシ働く機械ですから自動車などと比べ消耗が激しく、建設機械をベストな状態で使用するためには定期的な点検・整備が欠かせません。20トンクラスの大型建機ともなれば、点検・整備に数日かかることもあります。私は主にミニユンボの整備を担当しています。工事現場から戻ってきた建設機械を一つ一つ丁寧に点検・修理を行います。エンジン・油圧系の修理のほかに溶接もおこないます。工事現場で機械のトラブルがあると現地へ駆けつけて修理対応することもあります。
-仕事にやりがいを感じる時を教えてください。
解体工事現場で使用していたショベルのブーム(油圧ショベルの仕事をする腕のことを指し人間でいうところの上腕に該当)が曲がってしまったことがありました。過酷な解体現場では屈強な建設機械であっても、時としてこのような事態は起こりえます。当時整備士としての経験が浅かった私は、ブームの曲がったショベルを目の当たりにして、ただただ呆気にとられていましたが、先輩方から指導・アドバイスをいただきながら一人で修理をして動けるようにした時の感動は今でも鮮明に覚えています。修理が完了した時に目に見える達成感、これが整備の仕事の一番の醍醐味ではないでしょうか。また、工事現場で機械が動かなくなった時、現地に駆けつけて無事に修理したときの「ありがとう」の言葉が明日の自分につながりますし、もっともっと頑張ろうという気持ちが湧いてきます。覚えることは多いですが、色々な技術が身に付き、できることが増えていくことにやりがいを感じますし、自分の成長も感じています。毎日が新たなチャレンジでもあり、自身の手腕が現場の成果にも直結するため、手に職を持つことの価値を実感できます。
-職場のことについて教えてください。
年齢が近い人もそうでない人も気兼ねなく話せる雰囲気です。部署や世代が違っても、コミュニケーションが活発で、会社全体が明るく風通しが良いです。他部署との連携が密で部署間の隔たりがありません。オープンな雰囲気の中で、困ったときには他部署にも相談しやすいので、トラブルがあったときでも問題解決がとてもスムーズにできています。未経験の修理であってもチャレンジさせてもらえるので経験値が上がりますし、フォローもしっかりしてもらえるので心強いです。実は、諸事情により一度会社を退職しているんです。家が近かったこともあり退職後も頻繁に事務所を訪れては近況や世間話をするほどに近しい存在でした。近況が一変したことを伝えるとみんなから「それは良かった。で、いつ戻ってきてくれるの?(笑)」と(泣きそうになるくらいの)温かい言葉をかけていただきました。会社に復帰してからも、職場のみんなの手助けもあり以前と同様に過ごせることができています。家族的な企業文化は組織を蝕み従業員の成長を妨げる、といった考えもあるようですが、私は家族のような温かみのある東北リースが大好きです。
-休日の過ごし方を教えてください。
専ら2歳になる子供と遊んでいます。そりゃあもう可愛くて可愛くて仕方ありません(照)できることが増えてきて、日々の成長に都度感動しています!(笑)「育児は育自」という言葉を助産師さんに教わりました。子育てを通して、自分自身も子供と一緒に一歩一歩成長していこうと思っています。
ありがとうございました。次回もお楽しみに!
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